お知らせ
ダンジョンマスター(Dungeon Master)
このゲームで流れるBGM「勇者の館 / Hall of Champions」を設置しています。
再生時は音量に注意して下さい。
上がmidiファイル(楽譜が記録されたようなモノ)です。midiファイルは音量を調節できません。
中がmidiファイルをmp3形式に変換したモノです。音程がちょっとおかしい。
下はこの曲を作曲された橋本彦士氏ご本人がカバーしたモノです。
ゲーム紹介

概要
「ダンジョンマスター」は、アメリカのFTL Games社が開発した3DダンジョンRPG。略称は「ダンマス」「DM」。
拡張版「続・ダンジョンマスター カオスの逆襲(「Chaos Strikes Back」「CSB」)」・続編「ダンジョンマスター2(「DM2」)」と発売された。
しかしFTL Games社はすでに倒産しており、3部作を予定していた「ダンジョンマスター2」は第1作のみで未完に終わっている。
お腹が空く、たいまつの火が徐々に小さくなって消える、寝ている時に敵が襲ってくる…
それまでに存在していなかった「リアルタイムでの時間経過」の概念を取り入れており、当時では画期的なシステムと騒がれて様々な賞を受賞、大ヒットした。
「アイ・オブ・ザ・ビホルダー」「ウィザードリィ6」「Doom(FPS)」「マインクラフト」など、ダンジョンマスターに影響を受けた作品は多い。
最近の作品では倒したモンスターを食べて空腹を満たす「ダンジョン飯」が挙げられるだろう。
商品リンクを読み込んでいます…
1987年12月15日にAtari STというパソコンから発売された後、様々なプラットフォーム向けに移植された。
1991年12月20日にスーパーファミコンへ移植されたダンジョンマスターが、日本において一番知名度のあるダンジョンマスターだと思う。
スーパーファミコン版はグラフィックがリアルに改善され、SEだけでなくBGMも流れるようになっている(何度聴いても飽きない)。
SEのみで淡々と進むPC-98版やFM Towns版よりも遊びやすいのもあるだろう。ただ、ハードの問題なのか処理落ちが激しくモッサリしている。
今ではフリーのPC版やiOS/Android版もあり、手頃に遊べるようになっている。
ストーリー
あらすじ
偉大なる魔道士でありセロンの師匠でもある「グレイロード」が生命の源とされる「パワージェム」について研究をしていた。
パワージェムの力を引き出すため「ファイヤースタッフ(炎の杖)」を使った実験を行ったが失敗し、秩序の「ロードリブラスルス」と混沌の「ロードカオス」に分裂してしまった。炎の杖を手にしたロードカオスは、パワージェムのあるダンジョンをモンスターがはびこる要塞へと作り変え、世界を破滅させるためにパワージェムの研究に取り組む。
ロードリブラスルスは炎の杖が無いとダンジョンへ入ることができないため、このままでは世界が滅んでしまう!と勇者を募りダンジョンへ特攻させる。しかし誰もロードカオスを打ち破ることはできなかった。
ロードカオスに敗北した勇者達は見せしめ・コレクションとして鏡の中へ閉じ込められてしまう。弟子のセロンも実験の余波で実体と幽体に分離してしまう。
セロンが意識を取り戻した時、すでに1年以上が経過しており、世界は厄災に包まれていた。
ロードリブラスルスはセロンに指示を出す。
「私(ロードリブラスルス)の代わりにダンジョンへ入り、鏡の中の勇者達を解放し、ロードカオスが持ってる炎の杖を奪還し、入り口まで持ってきて」
かくしてセロンは炎の杖入手を目指すべく、ダンジョンへ足を踏み入れる(?)のであった。
オープニングムービーで流れる文章
大魔道士グレイロードから分裂し
人類の破壊を企むロードカオス彼の野望を打ち砕くために
アナイアス山にあるダンジョンに
多くの勇者が送り込まれたしかしロードカオスは
立ち向かってきた勇者達を逆に
魔法の鏡に閉じ込めてしまった彼らを復活させ
ファイヤースタッフを捜し出して
ロードカオスの野望を打ち砕け
「セロン」という霊体が主人公(プレイヤー)である。しかし実体が無いため戦えない。
鏡の中に閉じ込められた総勢24人の勇者の中から最大4人までのパーティーを組み、ロードカオスから炎の杖奪還を目指すべく導くのだ。
ゲームシステム
勇者の選択、復活・転生の違い
基本画面
メニュー画面
飲食、睡眠
アクションハンド、レディハンド
戦士、忍者、僧侶、魔術師
呪文について
ダンマスの呪文は「シンボル」を組み合わせて詠唱することで発動する。
『呪文はむにゃむにゃと唱えてから発動!』という臨場感を出すためなのか、「ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズに登場する回復呪文。ケアル」「ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズに登場する攻撃呪文。メラ」といったコマンド選択式ではない。
詠唱するシンボルの順番は「パワー」「エレメンタル」「フォーム」「クラス / アライメント」で固定されている。
第1のシンボルは呪文の強さを決める役割をするモノで、これ単体での呪文は存在しない。
最小で2個・最大で4個のシンボルを組み合わせる必要がある。
シンボルの詠唱でマナを消費するのだが、事前に唱えておけば好きなタイミングで発動できる。
経験が足りていない / シンボルの組み合わせに失敗すると不発に終わる。
| レベル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| パワー | 最小限の力のみを引き出す。1 ロー | 呪文の力をやや抑えこむ働き。2 ウム | 呪文を十二分に引き出す。3 オン | ウムとは対象的に力を引き出す。4 イー | 呪文の力を強力にすることが可能。5 パル | 呪文の力を最大、最強にする。6 モン |
| エレメンタル | 大地の要素。防御に利用する。A ヤー | 水の要素。渇きを癒し回復を促す。B ヴィー | 空気を表現。物質的なものを一時的に気化。C オー | ありとあらゆる物から火の要素を引き出す。D フル | 死を表現。物質、非物質の両方に効果あり。E デス | 反物質を表現。物質を破壊する力を持つ。F ゾー |
| フォーム | 全ての毒の制御をすることが出来る。a ヴェン | 獣(この世のもの)を表わすシンボル。b ユー | 波紋のような広がりを要素として持つ。c キャス | 飛行、浮遊の要素を持っている。d イル | 組んだ腕を表わし、回復の要素になる。e ブロー | 槍、火、稲妻を表わし、殺傷力の薬に使用。f ゴー |
| クラス / アライメント | 剣の形を表現。戦士の要素をもつ。! クー | 盗賊の素早さを表わすシンボル。@ ロス | 魔法使いの杖。魔法の技と力を表わす。# デイン | 十字架(僧侶)を表現。神の庇護を得る。$ ネタ | 太陽を示すシンボル、光、熱の要素を含む。% ラー | 悪魔の頭を表わし、闇と悪を要素にする。^ サー |
以下の表では、先頭のパワー・シンボル(ロー〜モン)を省略しています。各呪文のシンボルの前に、パワー・シンボルを1つ加えて詠唱します。
呪文一覧(魔術師)| シンボル | 呪文 | 効果 |
|---|---|---|
| D | 魔法の松明 | 短時間の明かりを灯す。 |
| C ・ d ・ % | 照明 | 周囲を明るく照らす。 |
| F | 扉を開く | 鍵のかかっていない扉を開く。 |
| A ・ e ・ @ | 魔法の足跡 | 歩いた場所に魔法の足跡を残す。 |
| C ・ b ・ % | 透視 | 壁の向こう側を見通す。 |
| C ・ b ・ ^ | 透明化 | モンスターから姿を隠す。 |
| F ・ a | 毒の薬 | 空のフラスコに毒を作る。 |
| E ・ a | 毒弾 | 毒の呪文を放つ。 |
| C ・ a | 毒霧 | 毒の霧を発生させる。 |
| E ・ b | 非実体への攻撃 | 非実体のモンスターにダメージを与える。 |
| D ・ d | ファイアボール | 火の玉を放つ。 |
| C ・ c ・ % | 稲妻 | 稲妻を放つ。 |
| F ・ c ・ % | ゾー・キャス・ラー | ゾー・キャス・ラーの呪文を発動する。 |
| シンボル | 呪文 | 効果 |
|---|---|---|
| B | 体力回復薬 | 空のフラスコに体力回復薬を作る。 |
| A | スタミナ回復薬 | 空のフラスコにスタミナ回復薬を作る。 |
| F ・ e ・ % | マナ回復薬 | 空のフラスコにマナ回復薬を作る。 |
| D ・ e ・ ! | 力の薬 | 一時的に力を高める薬を作る。 |
| C ・ e ・ @ | 器用さの薬 | 一時的に器用さを高める薬を作る。 |
| A ・ e ・ # | 知恵の薬 | 一時的に知恵を高める薬を作る。 |
| A ・ e ・ $ | 活力の薬 | 一時的に活力を高める薬を作る。 |
| B ・ e | 解毒薬 | 毒を治す薬を作る。 |
| A ・ e | シールドポーション | 魔法の盾の薬を作る。 |
| D ・ e ・ $ | ファイアシールド | パーティーを炎から守る。 |
| A ・ d | シールド | パーティーを攻撃から守る。 |
| E ・ d ・ ^ | 闇 | 周囲を暗闇にする。 |
ゲームの始め方
遊ぶためには様々な方法があるが、主な手段を挙げていく。
スーパーファミコン(SNES・SFC)のカセットで遊ぶ
スーファミ本体・レトロフリーク等のスーファミ互換機に、スーファミのカセットを差して遊ぶ方法。
もしくは、カセットからromイメージを吸い出し、スーファミのエミュで遊ぶ方法。
ダンマスのカセットは非常に多く出回っている。
amazonやゲームショップの中古で500円~1000円、ヤフオクやメルカリ等のオークションサイトを覗けば新品・未使用品ですらも安く手に入る。
スーファミ版はハードのスペックの問題なのか処理落ちが頻繁に発生し、とてもラグい。
アイテムを沢山置いて画面上の描写を増やしたり荷物の持ちすぎで重量過多になっている時は処理速度の低下が更に加速する。
ノスタルジックな雰囲気を味わうにはとてもオススメな選択肢。
自分が投げたアイテムに走ってぶつかったり、遊んでいたあの頃に思いを馳せたい方はこちら。
Dungeon Strikes Back(DSB)で遊ぶ
DSBとは、ダンジョンマスターのシステムをベースに、オリジナルダンジョンの制作および他ユーザーが作成したダンジョンで遊ぶことができる、Sophia氏により開発されたダンマスクローン。
今現在も開発・修正が続いており、PCで遊ぶ場合は一番オススメ。
DSBに同梱されている「test_dungeon」は機能紹介を兼ねたモノで、ダンマスを遊ぶには別途ダンジョンのデータが必要となる。
すぐ遊べるように、下記リンクからダウンロードしたzipには「DSB v0.61」本体とQwerty氏が作成した「SFCMOD v1.6」というスーファミ版ダンマスを模倣して作成されたダンジョンデータが入っている。
DSBの最新版はv0.84(2025年2月現在)、SFCMODの最新版はv1.7(2016年2月公開)となっている。
DSB側の仕様変更のため、とあるバージョンからSFCMODを実行するとエラーが発生してしまうようになった。
v1.7では、エンディング時にエラーが連発される・とある仕掛けを作動させようとすると強制終了する…など多少不具合があるため、起動が安定しているv1.6を同梱した。
しかし、既存の不具合修正や追加された要素もあって面白いので、気になる方のために別途ダウンロードリンクを貼っておく。
【2026年6月22日 追記】
SFCMOD v1.8を作成しました。
よかったらダウンロードして遊んでみてください。
- ダウンロードした「dsb61.zip」を解凍し、「DSB.exe」を実行
- ダンジョンデータがあるフォルダを選択して下さいというポップアップが出るので、「SFCMOD_v1.6」を選択して「OK」を選択
- タイトル画面。
日本語・英語の切り替えができる。
「INTRO」をクリックするとスーファミ版ダンマスのオープニングが流れる。 - 「NEW GAME」をクリックした状態。
「ORIGINAL」モードと「DSB」モードがあり、どちらかをクリックするとゲームが始まる。 - ORIGINAL: スーパーファミコン版を模倣した、通常のダンジョンマスターが遊べるモード。
- DSB: 通常のダンジョンマスターに「SFCMOD」特有のオリジナル要素を加えたモード。
「ORIGINAL」を先に遊んでから選択することを推奨。
様々な違いがある。詳細は「SFCMOD」フォルダ内のREADMEを参照。
原作との一番の違いはオリジナルアイテムである「魔導書」の追加だろう。
魔導書を手に持ちルーンが記載された巻物をかざす事で、魔導書のルーンが黒字になり、そのルーンが使えるようになる。
設定変更は、DSB.exeと同じ場所にあるDSB.iniを編集して行う。
「Windowed」「DoubleWindow」「Config」を自分に合うように変更する。
他はそのままで良いだろう。
[Main]
Compile = 0
[Settings]
ColorDepth = 32
TripleBuffer = 0
Windowed = 1 /* 1:ウィンドウ 0:フルスクリーン */
DoubleWindow = 0 /* 0:640x480 1:1280x960 */
AtariPointer = 0
Base = base
CumulativeDamage = 1
SoundFade = 120
[Keyboard]
Config = 0 /* キーの初期配置の確認・キーの役割変更を行いたい場合は「1」に変更・保存してからDSB.exeを起動することでキーコンフィグ画面が表示される。 */Return to Chaos(RTC)で遊ぶ
RTCとは、初めて誕生したダンマスクローン。
DSB・CSBWinが台頭してくるまで(出てきた後も)沢山のユーザが遊んだ、有名な作品。
ダンマスクローンはRTCしか知らない人もいるのではないだろうか。
当時大学生だったGeorge Gilbert(ジョージ・ギルバート)氏により、プログラミングの学習として趣味も兼ねて開発された。
2001年1月に初版が、2008年3月に最終版であるv0.49が発表された。
もう20年近く更新されていない。
「更新したい気持ちはある!v0.50開発中!しかし仕事も子育ても大変で、中々時間が取れない…」とのこと。
RTC版DM2はこちら。
最終更新日、2026年3月26日(2026年5月現在!)。
DM2とはストーリーが違うが、とても好評なRTC MOD。
英語が読めないとまともに遊べない。
RTC用のSFCパッチはいくつか存在するのだが、詳細不明なため特に記載しない。
SKWIN: Dungeon Master II for Windowsで遊ぶ
SKWINとは、鵜野建次氏により開発されSphenx氏によりメンテナンスされている、Windows用DM2クローン。
DM2はお店があったり二刀流が出来たり手下を召喚できるなど…
DM1とはシステムが大きく違ってビックリするのだが、とても面白いゲームとなっている。
SKWINは日本語表示も完璧!
今現在も開発・修正が続いており、DM2を遊びたい場合はSKWIN一択かも。
ただ、BGMが再生されない模様。ソース未確認。
Chaos Strikes Back for Windows/Linux(CSBWin/CSBuild)で遊ぶ
RTC・DSBはWindows用に作られているが、CSBWinはほとんどのOSで遊ぶことができるのが特徴。
Paul R. Stevens氏により開発された。
ATART-ST版ダンマス(高難度)が忠実に模倣されている。
『「続・ダンジョンマスター カオスの逆襲」のDOS版が無い!』という理由で作成に至ったとのこと。
管理人の環境では何かが影響しているのか、たまに強制終了することがある。
クリアまでは確認できていない。
Dungeon Master Java(DMJ)で遊ぶ
DMJとは、Alan Berfield(Alendale)氏により開発されたダンマスクローン。
非常に体が弱く設定されており、通常のダンマスと同じ感覚でプレイすると即死してしまうだろう。
有志(日本人!)が作成したバグ修正版「dmj205b.rar」は有志サイトからダウンロードできない状態なので、下記リンクよりダウンロードしよう。
現在公式サイト・有志サイト共に403/404エラーでアクセスできない。
公式サイトはピッツバーグ大学の生徒だった管理人が大学のサーバを間借りして作ったモノと思われる。
在籍していた大学から卒業と共にサイトを消されたとのことで、Appleのサービス(現在のiCloudの前身であるMobileMeというヤツ)でサイトを作り直したが、そのホームページもサービス終了で無くなってしまった。
有志サイトの方は、サーバの維持を止めた(解約)と考えられる。
リンク先はウェブアーカイブ(過去に保存されたページ)。
iPhone/iPadで遊ぶ
バグだらけのモノが存在していたが、Apple Storeから削除されておりダウンロード不可。
Androidで遊ぶ
Google Playから削除されておりダウンロード不可。
有志がDungeon Master Java(DMJ)をAndroidに移植したモノらしい。
Google PlayにはApple Storeで削除されたDungeon Masterが存在している。
バグだらけでまともに遊べないので注意。



















コメント
コメントはまだありません。