Windows上にUbuntu環境を用意する(VMware)

2022年8月15日app

この記事は2022年10月18日に書かれたものです。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

フリーで提供されているLinuxのOS、Ubuntu。
VMwareというソフトを使い、ホストOS(Windows)上でゲストOS(Ubuntu)を動かす。
導入、起動、簡単な設定まで

手順

  1. VMware Workstation Player」を入手
    「Workstation xx.x Player for Windows の試用」を選択してダウンロード
    Macの場合は「VMware Fusion」が用意されている
  2. インストールする
    拡張キーボードドライバ・システムPATHへの追加はチェックを付ける
  3. 完了
  4. 再起動を求められるので再起動
  5. 再起動後、VMware Workstation Playerを起動
  6. 「非営利目的で~」を選択して続行、完了
  7. ここからUbuntuのisoイメージ(CD-ROMなどのディスクをファイルにしたモノ)を入手
    「Ubuntu Desktop」を選択してダウンロード
  8. VMwareを起動
  9. 「新規仮想マシンの作成」を選択
  10. 「インストーラディスクイメージファイル」を選択
    参照からUbuntuのisoファイルを選択し、次へ
  11. フルネーム・ユーザー名・パスワードを入力し、次へ
  12. 「仮想マシン名」を任意の内容に変更し、次へ
  13. 「仮想ディスクを単一ファイルとして格納」を選択し、次へ
    ディスク最大サイズは変更しなくて良い
  14. 「完了」を選択
  15. 「Japanese」「Japanese」または「Japanese (PC-98)」を選択
  16. 「Continue」を選択
  17. 「Erase disk and install Ubuntu」が選択されていることを確認
    「Install Now」を選択
  18. 「Continue」を選択
  19. 地域を確認して「Continue」を選択
  20. 名前・コンピュータ名・ユーザ名・パスワードを入力し、Continue
  21. インストール完了後、再起動を求められるので再起動
  22. ユーザ名をクリック後、右下の歯車アイコンをクリック
  23. 「Ubuntu on Xorg」を選択してログイン
  24. 左上「Firefox」を開き、インターネットに接続できることを確認
  25. 左下「アプリケーション」→「端末(Terminal)」または右クリック→「端末で開く(Open in Terminal)」からターミナルを起動
  26. Ubuntuの環境を整える
    下記コードをコピーし、ターミナルに貼り付けて実行
    パスワード入力を求められるので設定したパスワードを入力して実行
    • パッケージリストの更新
    • 
      sudo apt-get update -y
      
    • インストール済みパッケージの更新
    • 
      sudo apt-get upgrade -y
      
    • VMware Toolsのインストール
    • 
      sudo apt-get install open-vm-tools -y
      sudo apt-get install open-vm-tools-desktop -y
      

  27. Ubuntu再起動(右上の電源アイコン)
  28. Ubuntuインストール完了

その他

コピー&ペースト、ドラッグ&ドロップができない問題について

VMwareは「VMware Tools」をインストールするとホストOS↔ゲストOS間でファイルのやり取りが可能となるのだが、Ubuntuでは何故かそれができなくて悩んでいた。
解決策が分かったのでここに記す。

  1. Ubuntuログイン時、パスワード入力を求められる画面を開く
  2. 右下の歯車アイコンをクリック
  3. 「Ubuntu on Xorg」を選択してログイン
  4. ファイルがやり取りできるようになる

rootに入れない問題について

Ubuntuインストール直後はroot(管理者)のパスワードが設定されていない。
root権限を使う為にはパスワード設定が必要ということで、ターミナルから設定する。


// rootパスワード設定
sudo passwd root

rootでログインできるか確認しよう。


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